EFCアワード受賞者紹介 ≪コミュニティ部門≫
受賞されたコミュニティの皆様の取組みを紹介します!
※企業部門はこちら
※エントリーNO.をクリックすると該当ページへジャンプします
・エントリーNO.1 『Fukuoka.go』
・エントリーNO.5 『FUKUOKA Engineers Day』
・エントリーNO.6 『Code for Fukuoka』
・エントリーNO.8 『ARコンテンツ作成勉強会』
エントリーNO.1
『 Fukuoka.go 』活動を開始した時期:2014年7月
WebサイトURL: https://fukuokago.dev/
活動内容
Fukuoka.goは、Go言語に関する勉強会を登壇形式で継続的に開催しています。
勉強会では、業務やOSS開発で得た技術的な知見について、毎回熱く楽しい議論が交わされています。
2019年からは全国規模のカンファレンス開催や他地域のコミュニティとの遠隔勉強会など、全国のコミュニティと繋がる活動を始めています。
始めるに至った背景やきっかけ
主催者が、東京で行われた「Go Conference 2014 Spring」に参加・発表したことがきっかけです。
カンファレンスでは、並行処理を簡潔かつ安全に実現できるGo言語に改めて魅力や将来性を感じたことはもちろん、発表に対して多くのフィードバックをいただき、エンジニアとしての成長につながりました。
このようなGo言語を中心としたコミュニケーションの場を福岡でつくることができたら楽しいだろうなとFukuoka.goを立ち上げました。
運営する上で大切にしていること
Fukuoka.goはコミュニティが継続されることを大切にしています。
場やコミュニティは実在しているわけではなく、定期的に活動して人々のつながりを継続することで維持されると考えるからです。
そのためにFukuoka.goでは、主催者がイベントを楽しむことをモットーにしています。
具体的には、主催者自身も聞きたいと思える発表を率先して行い、提供する飲食や音楽にも気を配ったホスピタリティ溢れるイベントを開催しています。
主催者が楽しめる環境をつくることで、イベントを継続的に開催できています。
アピールコメント
先述の通り、Fukuoka.goは福岡に住みながら他地域のコミュニティと繋がる活動を進めています。
2019年の7月には、東京で開催されているGo言語の大規模カンファレンス「Go Conference」を福岡で開催しました。(イベントレポートも是非ご覧ください。 https://fukuoka.gocon.jp/ja/report/ )
また、他地域のGo言語コミュニティとの勉強会を開催しています。
勉強会は、インターネットを経由した同時中継で、相互に発表や質問が行われます。
これまで岡山、大阪、東京との開催実績があり、今後も福岡のコミュニティを積極的に全国とつなげていきます。
エントリーNO.5
FUKUOKA Engineers Day
活動を開始した時期:2017年10月頃
WebサイトURL:https://engineers-day.connpass.com/
活動内容
「福岡でチャレンジしている人をピックアップする」ことを目標に、「福岡のエンジニアのためのイベント」として過去4回にわたり開催しました。
前回は福岡の各コミュニティに「コミュニティスポンサー」という形式でセッションの1枠(15分)を担当していただき、全 22 のコミュニティ が一堂に会する技術イベントを行いました。
始めるに至った背景やきっかけ
福岡の技術コミュニティ同士の近さを従来から感じており、その中で活躍しているエンジニアのアウトプットをまとめて聞ける「文化祭」のようなイベントをやりたいという思いから発足しました。
活動内容はブログなどで発信することで、他の地方のエンジニアにも知ってもらえるような活動を目指しています。
運営する上で大切にしていること
1. 登壇・参加される方々が不快な思いをしないために行動規範を設けています。
https://enginieers-day.conpass.com
2. イベントの様子はレポートブログにまとめるようにしています。
アピールコメント
それぞれの勉強会のレポートがブログに上がっています。
■ FUKUOKA Engineers Dayを開催しました | 我水也
https://matcu.hatenablog.com/entry/2019/07/21/213520
■ [全レポートまとめ] 福岡のエンジニアの大文化祭、 FUKUOKA Engineers Day 2019 ~Summer~ を開催しました
https://dev.classmethod.jp/study_meeting/edayfuk2019-allreport/
■ [全レポートまとめ] 福岡のエンジニアによる大文化祭、 FUKUOKA Engineers Day 2018 ~Autumn~ を開催しました
https://dev.classmethod.jp/study_meeting/fukuoka-engineers-day-2018-autumn-all-sessions/
■ [全レポートまとめ] 福岡のエンジニアによる大文化祭、 FUKUOKA Engineers Day 2018 を開催しました
https://dev.classmethod.jp/study_meeting/fukuoka-engineers-day-2018-all-sessions/
エントリーNO.6
Code for Fukuoka
活動を開始した時期:2018年3月 ※再スタートとして
WebサイトURL:http://www.codeforfukuoka.org/
活動内容
Code for Fukuokaは全国、全世界のCode for と同様にシビックテック(市民の力でテクノロジーを利用して地域課題を解決する活動)を行っていく活動をしています。
現在は子育てにおける課題解決として、子どもが喜ぶ遊具で検索できる公園アプリの開発を進めています。
そのために福岡市へ公園や遊具データのオープンデータ化を依頼し、昨年度オープンデータ化していただきました。
現在はそれでも足りないデータを収集するためのアプリ開発を進めています。
始めるに至った背景やきっかけ
Code for Fukuokaは全国的にCode for 〇〇が広まった時期である2013年に一度始まっています。
ただ、活動はあまり行われていなかったのですが、全国的にまたシビックテック活動が注目された2018年に再結成の話が上がり、代表や体制を変えて再スタートしました。
新代表となった德永は子育て中であり、遊具で検索できる公園アプリのアイデアで2015年のオープンデータコンテストアイデア部門銀賞を取っていたこともあり、現在取り組んでいるテーマに本気で取り組むこととなりました。
運営する上で大切にしていること
百道のSRP地区を中心にスタートしたことから、IT企業のエンジニア中心のメンバーとなっているため、今年から特に非エンジニアの社会人や学生の勧誘を進めています。
イベントでは、土日で行うことから基本的に子ども連れで参加できる工夫をしています。
先日行ったイベントではチーム別の開発をしたのですが、こどもチームを作り最後は子どもたちにも発表してもらいました。
また、通常の活動の他に「ものづくり部」という趣味の部活動を作っています。
ここでは編物やレーザーカッターによるアクリル、木製パーツづくりなど楽しんでもらうようにしています。
アピールコメント
シビックテック(市民による課題解決)が主たるテーマであるため、技術面だけではなく課題解決に重きを置いています。
また、アプリを作って終わりではなく、課題解決のためには持続可能であることも大切なので持続可能な仕組みづくりにも焦点を当てて考えています。
現在は公園アプリの開発を進めていますが、今後は別の地域課題解決にもテクノロジーの力を使って取り組みたいと思っています。
NO.8
ARコンテンツ作成勉強会
活動を開始した時期: 2013年
WebサイトURL:http://www.vizyoshinaga.sakura.ne.jp/arfukuoka/
活動内容
AR(拡張現実感)を軸に各種開発ツールの利用方法や、Kinect等のセンサデバイス、最新のHMD、画像処理ライブラリ等を組み合わせたコンテンツ開発方法を、実際に手を動かしながら学ぶ体験型の勉強会です。
始めるに至った背景やきっかけ
ARを用いた表現の認知度が上がりはじめていた当時、友人との会話の中で「ARに興味はあるけどコンテンツを自作するのは難しそう」という言葉を受け、「実は専門家でなくても簡単に作れるからやってみよう」という話をし、数名の初心者に体験してもらったハンズオンが好評だった事がきっかけ。その後、ARの仕組みや開発方法に関心を持つ人達との情報共有に興味を持つと同時に、当時の参加者からの継続の要望もあり定期開催となった。
運営する上で大切にしていること
実体験を重視したハンズオン中心の勉強会を開催しています。開催にあたり、参加者全員が体験や作品を持ち帰れる事、一定の内容を保ちつつ初心者でも経験者と一緒に参加できるくらい丁寧に解説する事の2点を大切にし、毎回5-10名程度の少人数で開催。また要望に応じて同じ内容を再開催し、多くの人が参加できるように心がけています。さらに最新機器の体験会なども開催し、ハンズオン以外でも実体験による情報共有をしています。
アピールコメント
福岡の規模のコンパクトさを活かした丁寧な勉強会を6年以上継続してきました。おかげさまで九州の各県(宮崎・熊本・大分・鹿児島・長崎)はもちろん、中国地方(広島・山口)、さらには北海道でも開催させていただき今年の春に合計で100回を超えることができました。今後も福岡を中心にARやVR情報を共有していきますのでよろしくお願いします。