
【EFCカタパルト参加者インタビュー】エンジニアとしての基盤を確立して、もっともっと先へ行きたい
ホライズンテクノロジー株式会社インターン (九州大学経済学部経済工学科在学)山﨑功太郎さん (右)
ホライズンテクノロジー株式会社 代表大谷祐司さん(左)
福岡市が主催する、大学生・専門学校生・高専生のための特別プログラム「ネクストデータエンジニア・カタパルト(以下、カタパルト)」。市内のIT企業がメンターを務め、約6ヶ月間にわたって実践的なプログラミング技術を学びます。
今回お話を伺ったのは、九州大学4年生の山﨑功太郎さん。3年生だった2024年にカタパルトに参加し、修了後から現在まで、ホライズンテクノロジー株式会社で1年を超えてインターンを継続しています。同社代表の大谷祐司さん(写真左)にも同席いただき、カタパルトの意義やインターンとしてのやりがいについて、お話を伺いました。
独学では学べないことを知りたかった
本日はよろしくお願いします。まずは、山﨑さんがカタパルトに興味を持ったきっかけを教えてください。
山﨑:大学のテック系コミュニティに属していて、そのLINEグループで流れてきた情報で初めてカタパルトの存在を知りました。プログラミングに興味があり、独学で数学の問題を解くプログラムを作るなどしていたのですが、自分で学ぶことに限界も感じていて。募集要項に初心者歓迎とあったので、参加することでレベルアップできると考えました。

山﨑功太郎さん
参加前のイメージと、実際に参加して感じたギャップについて教えてください。
山﨑:参加前は、大学の授業の延長ぐらいに思っていましたが、想像をはるかに上回る内容で、とても学びになりました。他大学や専門学校の参加者も技術力の高い人が多く、お互いに知っていることを教え合いながら、みんなで成長できたと思います。ハッカソンは2回あり、特に後半は企業が持つ実際のデータを分析してアプリを作るなど、実践的な内容でしたね。

カタパルトのプログラムの一環として、プロジェクト管理を学べるボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」 を行っている様子
修了して身についたことは何ですか?
山﨑:フレームワークを活用したアプリ開発の進め方や、Backlog(バックログ)を使ったタスク管理など、エンジニアとして働くための基盤を固められたことが大きかったですね。自分は、技術的な高みを追求するというよりは、課題を解決するプロダクト全体を構想することにやりがいを感じているので、この経験はとても貴重でした。
インターンで広がった可能性
山﨑さんとホライズンテクノロジーとの出会いについても、教えてください。
大谷:ホライズンテクノロジーは、新規事業創造を支援する福岡のITコンサルティング企業として、福岡のエンジニア育成や環境整備に力を入れています。特に学生がチャレンジできる環境は貴重ですので、カタパルトにも令和6年度よりメンターとして関わってきました。山﨑さんとはカタパルトで出会い、インターンをオファーしました。ユーザーの視点を大切にしている姿勢が印象的で、弊社の仕事にも合うのではないかと思ったのです。

大谷祐司さん
山﨑:「未来の世代に、強い日本を取り戻す」というビジョンに共感し、新規事業に携われるという点にも興味を抱いて、ぜひインターンに参加してみたいと思いました。AIツールの利用料補助や、勉強会への参加費・書籍購入費の補助制度もあり、学べる環境が整っていることも魅力でしたね。
インターンではどのような仕事に取り組んでいますか?
大谷:弊社で6年ほど担当している、建設業向けシステムの改善を担当してもらっています。ユーザーの改善要望に応えたり新規機能の開発をしたりと、提供するシステムの価値を高めることに取り組んでいただいています。また、単に開発を行うだけでなく、課題の整理や解決策の検討にも携わってもらっており、学生のうちから実際の顧客やユーザーを意識したプロダクト開発を経験してもらっています。山﨑さんはとても優秀で、意欲も高く、難易度の高い仕事にも積極的に挑戦してもらえて、私たちとしても頼もしく感じています。
山﨑:カタパルトとは違い、実務を担当することに緊張感もありますが、同時にやりがいもあります。お客様に実際に使っていただけるものを作っているという喜びを感じますね。カタパルトで習った言語やフレームワークも、そのまま当てはめられるわけではありませんが、基礎として役立っています。
おふたりの今後の展望を教えていただけますか?
山﨑:来年は大学院に進学予定で、そこではデータサイエンスを軸に学ぶつもりです。ITやAIの技術は、これからどの分野で働くにしても必須だと思うので、今後に活かせるように学びを深めたいと思っています。
大谷:AIが目覚ましいスピードで変化している今、開発のスタイルもアップデートしていく必要があります。3年前のエンジニア教育は、もう通用しなくなっているかもしれません。見方を変えれば、最先端のAIを活用して質の高い仕事を成し遂げることは、東京や首都圏にいなくても実現できる時代です。
そのためにも、学生や若手エンジニアが挑戦できる環境づくりを続けていきたいと考えています。弊社としては、そんな環境を福岡で作り、リードする存在として、福岡の街の活性化に貢献していきたいと思っています。

九州大学の学園祭パンフレット。ホライズンテクノロジーの協賛により画像生成コンテストなどを開催。これも若い学生たちを支援する活動の一環
最後に山﨑さんから、カタパルトに参加するかどうか迷っている人に向けて、アドバイスをお願いします。
山﨑:未経験で情報系の専攻ではない自分でも、一から学ぶことができました。最初はついていけるか不安でしたが、技術が身につくことで積極的にもなれます。エンジニアとしての基盤を固められる良い機会だと思うので、ぜひ積極的に参加してみてほしいと思います。
本日はどうもありがとうございました。