EDD2024イベントレポート2 「新たな可能性の発見と挑戦」芝原隼人さん
2024年7月6日と13日に開催されたEngineer Driven Day(EDD)のキックオフイベント。プロダクト応募に向けて、アイデアソンやチーム作りのサポートを行うイベントです。
昨年EDDに参加し現在はエンジニアカフェのコミュニティマネージャーとしても活躍されている芝原隼人さんから、カフェの魅力とEDDの経験をお話していただきました。
こんにちは、エンジニアカフェのコミュニティマネージャーを務める芝原隼人です。今日はエンジニアカフェの魅力と、私が担当しているプロジェクトについてお話しします。
自己紹介
私は今年の1月からエンジニアカフェのコミュニティマネージャーとして活動しています。週に2回ほどカフェに来て、相談会や技術ワークショップを開催しています。
昨年の7月に「EDD 2023」に参加しました。私自身はウェブサービスの開発が得意で、5年間メガベンチャーで培ったノウハウを活かし、自分のプロダクトを作ろうという意気込みで参加しました。
エンジニアカフェの魅力
1. プロに気軽に相談できる
エンジニアカフェには常にプロのエンジニアが常駐しています。ウェブサービスのフルスタックエンジニアやVR、数学など、様々な専門分野のエンジニアが集まっており、技術的な相談や事業のアイディアについてのアドバイスを受けることができます。
例えば、初心者向けのウェブサービス開発の学習方法や、IoT技術を使った農業の課題解決に関する相談など、多岐にわたる質問に対応しています。
コミュニティマネージャーは13時から22時まで常駐しており、どのタイミングでも相談可能です
2. 無料で利用できる
エンジニアカフェは毎日9時から22時まで開館しており、涼しい空間でディスプレイを使って集中して開発に取り組むことができます。予約制の会議室もあり、プロジェクトのディスカッションに最適です。また、私も週に1回ほどイベントを開催しており、多くの人と交流しながら学び合うことができます。
3. 専門機材が使える
エンジニアカフェでは、3Dプリンター、レーザーカッター、オシロスコープ、電子工作用のマイコン、VR機器など、様々な専門機材を利用することができます。現在、機材の充実を図っており、リクエストがあれば積極的にコミュニティマネージャーに相談していただければと思います。
「EDD 2023」体験談
昨年参加したアイディアソンでは、「最強AIダンサー」というAIダンサーのアイディアを提案しました。私自身は10年ぐらいダンスをやっていて、かつ、 業務の中でそのAIを扱うことが多かったので、パッと思いついたアイデアがこれでした。
ダンスのコンテストで優勝するようなAIダンサーを作り、より創造的に振付を作ってダンスを楽しめる世界を作りたいと考えていました。
アイディア自体はそこまで人気はなかったんですけれども、このアイデアで最後までやるということを、このタイミングで決めました。
ハッカソンではエンジニアカフェでの昼間の作業や夜間の泊まり込みでの開発を通じて、チームと共にプロジェクトを進めました。
宿泊施設のラウンジにすし詰め状態でエンジニアが集まって、深夜の1時ぐらいにガーっとみんな開発してるような、しかもものすごい静かに、 そういった空間が広がっていて印象的でした。
その後はポスターセッションを通じて多くのフィードバックを受け、最終プレゼンテーションでは福岡市の有識者に対してプロダクトを発表しました。
プレゼンテーションの空気自体は、結構温かい空気なんですけども、自分自身はそのプレゼン慣れていないので、ものすごい緊張していました。
この経験を通じて、自分のプロダクトをより良いものに進化させることができました。
最後に
EDDのイベント全てに参加しましたが、自分自身のプロダクトに対する思いや熱意とかを培うことができるので、できれば参加することをおすすめします
編集後記
芝原隼人さんのエンジニアカフェでの経験とカフェの魅力について紹介しました。芝原さんの情熱と取り組みが、エンジニアカフェのコミュニティに大きな影響を与えていることが伝わります。エンジニアカフェは、技術の進化と共有の場として、多くのエンジニアにとって重要な場所となっています。