コミュニティ部門

FE Yatai

コミュニティの目的

福岡を拠点に、フロントエンドに関心のある人たちが、経験や技術力に関係なく気軽につながり、学び合える場をつくることです。LT会やもくもく会などのオフラインイベントを通じて、参加者同士の交流や情報交換を促し、新しい知識や気づき、つながりを持ち帰れるコミュニティを目指しています。

コミュニティの活動開始時期:

2026/01/01

イベント開催頻度:

月に1回開催してます。LT会ともくもく会(またはワークショップ)を交互に開催しています。

コミュニティの活動内容

FE Yataiでは、フロントエンドに関わる人たちが気軽に学び、交流し、新しい気づきを持ち帰れる場をつくるために、大きく3つの活動を中心に取り組んでいます。

◼︎ LT会
AI・フリーテーマ・UI/UXなど、回ごとにテーマを設けたLT会を開催しています。発表を通して知識や経験を共有するだけでなく、交流の時間も設け、参加者同士が気軽につながれる場をつくっています。

◼︎ もくもく会
ReactやTypeScriptなど、特定の言語・ライブラリ・技術テーマに絞った勉強会を開催しています。あえて短時間で区切り、それぞれが集中して学習や作業に取り組みます。分からないことがあれば参加者同士で気軽に相談しながら進めることができ、最後には取り組んだ内容や学んだことを共有します。短時間で集中して取り組み、学んだことをアウトプットする練習の場にもなっています。

◼︎ ワークショップ
参加者が持ち寄ったお題をもとにグループに分かれ、テーマについて意見交換やディスカッションを行います。さまざまな視点や経験を共有しながら、新しい気づきや学びを持ち帰れる場を目指しています。

コミュニティ運営について

(1)コミュニティに新しく参加しやすい、初心者でも活動しやすい取組として、工夫している点

新しく参加する方や初心者の方でも入りやすいように、屋台のような「ほど良いゆるさ」が伝わるコミュニティづくりを意識しています。

イベントページやSNSでは、乾杯をしたり参加者同士が雑談したりしている写真を掲載するなど、技術イベントに慣れていない方でも雰囲気をイメージしやすい発信を心がけています。また、「フロントエンドに関心があれば参加OK」と明記し、経験年数や技術レベルなどで参加者を限定するような表現は使わないようにしています。

イベントのテーマについても、特定の技術だけに絞りすぎず、AIやUI/UXなどフロントエンドに関わる幅広いテーマを取り上げることで、さまざまな興味やバックグラウンドを持つ方が「自分も参加してみよう」と思えるきっかけをつくっています。

(2)参加者同士の情報共有ができるような取組として、工夫している点

参加者同士で気軽に情報共有や交流ができるよう、人と人が直接話せる時間と距離感を大切にしています。

イベントでは、LTや勉強の時間だけで終わらず、参加者同士が自由に話せる交流の時間を必ず設けています。また、オンラインではなくオフラインでの開催を基本とすることで、その場で気になったことを質問したり、発表内容について深掘りしたりと、自然なコミュニケーションが生まれやすい環境をつくっています。

もくもく会については、あえて10名以下の少人数で開催することで、参加者同士の距離を近くし、分からないことを相談したり、それぞれが取り組んでいる内容や知識を共有したりしやすい場づくりを意識しています。

(3)コミュニティ活動を継続するための工夫や、より良い運営のために改善に努めている点

コミュニティ活動を無理なく継続しながら、より良い運営につなげるために、運営側にも余裕を持たせた活動設計と、定期的な振り返りを大切にしています。

LT会は、運営メンバーが精神的・時間的に余裕を持ってコンテンツを練り、参加者にとってより良いイベントにできるよう、2か月に1回のペースで開催しています。また、毎回アンケートを実施し、運営への改善要望や「次回開催してほしいテーマ」などを収集し、今後の企画や運営改善に反映しています。

運営メンバーでは毎週ミーティングを行い、「どんなイベントなら盛り上がるか」「どうすれば参加者により深く学んでもらえるか」といったことを話し合っています。一方で、参加できないときは無理に参加しないなど、メンバー自身の精神的な負担にも配慮し、無理なく楽しく続けられることを大切にしています。

エンジニアの活躍・成長について

(1)コミュニティメンバーの成長に向けて、言語や開発手法などの情報収集・共有について工夫している点

コミュニティメンバーの成長につながるよう、初心者から経験者まで参加者を限定せず、さまざまな立場の人が同じ場で知見や考えを共有できる環境づくりをしています。

例えば、ワークショップでは「デザインシステムどうやって作ってる?」「Web Platform Baselineはどこまで厳格に意識するべき?」といった、フロントエンド開発の現場で答えが一つに決まらないテーマについてグループで話し合います。それぞれの現場での取り組み方や判断基準、悩みなどを共有することで、自分の環境だけでは得られない知見や新しい視点に触れられる機会をつくっています。

またLT会では、AIやUI/UX、アクセシビリティなど幅広いテーマを扱い、現場や個人開発で得たTipsや気づき、最新技術の活用事例などを共有しています。こうした活動を通して、参加者同士で知識や経験を持ち寄り、それぞれの成長につながる情報共有ができるよう工夫しています。

(2)メンバー各々が勉強会やセミナーに登壇するなど、メンバーが主体的にコミュニティ活動に参加できるように工夫している点

メンバーが主体的に参加しやすいよう、「ほど良くゆるい雰囲気」と、チャレンジのハードルを下げることを意識しています。

LT会では、冒頭に乾杯をして場を和ませるなど、登壇者も参加者も緊張しすぎない雰囲気づくりを行っています。また、運営側から「まだ登壇したことがない人」に積極的に声をかけ、最初の一歩を後押しすることも大切にしています。

カンファレンスのようなかしこまった場ではないため、完成度の高い発表を求めるのではなく、「最近学んだことを少し話してみる」「試してみたことを共有してみる」くらいでも大歓迎ということを伝えています。そうすることで、登壇経験のない人でも挑戦しやすく、コミュニティ活動に主体的に関わるきっかけをつくっています。

エンジニアコミュニティの文化や魅力向上について

(1)コミュニティ活動等について、情報発信への取組

コミュニティの活動を知ってもらうために、Xを中心とした継続的な情報発信を行っています。

イベント開催前には告知の投稿を行うだけでなく、開催中や終了後には、乾杯している様子や参加者同士が話している様子など、実際のイベントの雰囲気が伝わる写真も発信しています。イベント内容だけでなく、その場の空気感まで伝えることで、初めて参加する方にも「自分も参加できそう」と感じてもらえるよう意識しています。

また、LT会ではイベントごとにハッシュタグを用意し、参加者にもリアルタイムで感想や学びを投稿してもらっています。運営からの発信だけでなく、参加者自身の言葉でイベントの様子や学びが広がることで、コミュニティを知らない方にも間接的に活動を知ってもらえるよう工夫しています。

さらに、運営メンバー自身も他の勉強会やカンファレンスなどに登壇し、そこでの交流を通じてFE Yataiの存在を知ってもらう機会をつくっています。オンラインでの発信と、運営メンバー自身の外部での活動の両方から、コミュニティに興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。

(2)エンジニアコミュニティ全体を盛り上げるような取組

FE Yatai単体で活動を完結させるのではなく、福岡の企業や他のコミュニティと積極的に関わりながら、エンジニアコミュニティ全体が盛り上がるような活動を意識しています。

イベントでは、さまざまな企業の会場をお借りしたり、他のコミュニティやカンファレンスとコラボした企画を実施しています。

例えば、フロントエンドカンファレンス福岡とコラボし、実際にカンファレンスへ登壇するスピーカーの方をお招きしてLTをしていただくことで、カンファレンスや登壇者を知るきっかけをつくりました。

また、「泥臭く語るUI/UX会」でワークショップを運営されている方をお招きし、その形式をオマージュした「泥臭く語るフロントエンド会」を開催するなど、他コミュニティの良い取り組みをFE Yataiにも取り入れながら、新しい交流や学びが生まれる機会をつくっています。

さらに、株式会社ペンシルさんの会場をお借りして、社員の方々と参加者が一緒にもくもく会を行うなど、企業とコミュニティの垣根を越えた交流も行っています。

こうしたコラボレーションを通して、FE Yataiの参加者だけでなく、他のコミュニティや企業、カンファレンスにも興味を持ってもらい、福岡のフロントエンド・エンジニアコミュニティ全体に新しいつながりが生まれることを大切にしています。