コミュニティ部門
活動内容
XRに関心を持つ様々な職種・属性のメンバーが集まり、知見の共有や新しいデバイス・サービスの体験会、もくもく会やハッカソンなどを実施しています。
発足当初から各参加者がやってみたいことを気軽に試せる場になることを目指しており、実施形式や内容は固定せずその時々で様々な取り組みをしてきました。
コロナ禍でもオンラインに適した形を模索して、ZoomとVR空間を繋げる取り組みや、参加者同士の会話を重視したミートアップイベントなど、月2回の定期イベントを軸に活動を継続し、状況を見ながら小規模でのオフライン体験会でXRを知ってもらう取り組みも続けています。
運営するうえで大切にしていること
コミュニティ活動を通して、技術的な話はもちろん、どういった表現がXRに適しているのか、どういった体験を作れば多くの人に使ってもらえるのかなど、幅広い視点でXRへの理解を深めていきたいと考えています。
そのため、属性・職種・経験など問わずXR技術・表現に興味がある様々な人が参加しやすいコミュニティであるように心がけており、実際にエンジニア、デザイナー、ライター、スタートアップ経営者、学校の先生など色々な方が参加してくれています。
参加者がそれぞれの立場からの考えやアイデアを出してわいわい話し合う、XR好きが集まる部室のような「場」になったら良いなと思っています。
参加者が活動、スキルアップするために工夫していること
イベントではできるだけ参加者が発言しやすい雰囲気づくりや進行を心掛けています。XRに取り組んでいる人はまだ少ないので、未経験の人や始めたばかりの人でも気軽に質問や相談ができるようにして、XRに興味を持って関わる人が増えていったらいいなと思っています。
コミュニティーメンバーからの企画の持ち込みも歓迎しており、制作中のサービスの紹介とその場でのデモ・体験する場を用意して、他参加者からのフィードバックやディスカッションをするといったこともありました。
Discordを利用した朝活も始めて、平日の朝1時間程度、各自の作業をしながらお互いに困ったことを相談しあう場にしています。
その他アピールなど
内容を固定せず色々やってみる方針であることや、オンライン中心になったことで、福岡の外側と繋がる機会も出てきました。
XRミーティングというイベントは大阪・東京・札幌・福岡のXRコミュニティが連携して毎月開催しており、各地の参加者が自分の作品や取り組みをアウトプットできる場になっています。
また、8月にはXRの先端領域に取り組んでいるMESONという東京のスタートアップ企業からお誘いいただき、福岡XR部との交流会を開催しました。
福岡から全国に繋がることで、コミュニティ参加者のモチベーションが上がったり新しい仕事やコラボレーションの機会になることを期待しています。
活動内容
九州に所在のある学校機関に所属する学生を対象に年中、月に1回程度学生がアプリを作りながら最先端で開発をしているメンターがサポートするイベントを開催していて、今年は九州各地より150名、18校 47学科・コース10大学3大学院2専門学校3高専の学生が参加しています。学校ではなかなか経験を積むことが少ない「ものづくり」を学生時に体験してもらい、実際に社会に出た際にも役立つような開発経験を積んでいただく事を目的としています。多くのIT企業に毎年支援いただき、共催に福岡県Ruby・コンテンツビジネス新興会議、後援に福岡県商工部新産業振興課、北九州市に入っていただいて、多方面から社会に必要とされるイベントとして運営しており、今年で8年目となっております。九州アプリチャレンジ・キャラバンに参加した学生が、福岡そして九州そして日本を支える人材に羽ばたけるよう運営も尽力しております。
運営するうえで大切にしていること
様々な学生が学校の垣根を越えて参加し、グループを作る事も多数ですので、オンライン、オフラインでのコミュニケーションの大切さをしっかり伝えるようにしています。また、slackやDiscordを使用し、日々学生のためになるような勉強会の紹介や、関連記事の共有など、とにかく参加している学生が社会に出た際に活躍しやすくなるように工夫している。また、参加していただける社会人メンターが毎回同じメンバーではなく、様々なメンターが日替わりで参加してくださるので、それでもイベントが回るようなカリキュラムやサポート体制、イベント構成にしています。
参加者が活動、スキルアップするために工夫していること
とにかく九州アプリチャレンジキャラバンのメインは「学生の実践的なものづくり」です。大学や専門学校や高専のご尽力のおかげで学生は知識を蓄えていますが、なかなか実践する機会がありません。九州アプリチャレンジキャラバンは、アプリの制作経験がない学生がほとんどです。初めての学生が、チャレンジして、うまくいかない場合は、メンターがサポートする事によって、学生だけで趣味で作っているよりもはるかに多くの経験をする事ができ、活躍できるようになります。また学生は、参加が無料ですので、お金をかけずたくさんの社会にでた際に必要なスキルを学ぶ事ができます。
その他アピールなど
毎年多くの学生がエントリーしており、コロナ渦においてもオンラインでの告知と過去参加学生の口コミで150名程度のエントリーをいただいております。メンターには、福岡市、北九州市の企業を含め、東京の大手IT企業の方も多くおります。また、九州アプリチャレンジキャラバンに参加していた学生が就職して、その企業が協賛いただく流れもとても多くなり、非常によい循環が回ってきていると思っております。これからもサステナブルなコミュニティーとして頑張っていきたいと思います。
活動内容
子どもたちに無料でプログラミングの機会を提供する場としての「Dojo」を月に1回開催しています。
子どもたちはDojoに来て(またはオンラインで参加し)、プログラミングや電子工作など自分の好きなことに取り組むことができます。
相談役であるメンターは、子どもたちの活動を見守りながら、子どもたちの活動ができるだけスムーズに進むようにサポートしていきます。
また毎回のDojoでは、その日やったことをみんなに発表する時間を設けています。
ここで子どもたちはプレゼンテーションの経験をつんだり、他の参加者の活動を見て刺激をうけることができます。
運営するうえで大切にしていること
CoderDojo 福岡では子どもたちの自主性を大切にしています。毎回のDojoでは、決まったカリキュラムがあるわけでなく、子どもたちはそれぞれ自分のやりたいことに取り組みます。
メンターは子どもから質問や相談を受けたときは、すぐに答えを教えるのではなく、いっしょに考え、できるだけ子どもが自分で答えをみつけるようにガイドする、という接し方を心がけています。
また、できるだけ多くの子どもたちにプログラミングの楽しさを知ってもらいたいと思って運営しています。初めての子でもすぐに達成感を得られるような無料の教材を紹介したり、会場ではパソコンや電子工作の部品などの貸出も行なっています。
参加者が活動、スキルアップするために工夫していること
繰り返しになりますが、Dojoでは子どもたちの自主性を重視しています。子どもたちは自分でやりたいことを見つけ、自分で問題を解決しながら進めていく、という姿勢が求められます。メンターはそれを見守りながらサポートしていきます。
オンライン開催では他の子どもの質問などが見えやすくなり、子どもどうしでアイデアを出し合うこともよくあります。
全員にその日やったことを発表してもらっています。これはプレゼンテーションのよい経験になると思います(みな堂々と発表してくれます)。
また、子どもたちに最新のテクノロジーに触れてもらうために、いろいろな技術を紹介したり、専門家に来てもらってデモをしてもらったりということもやっています。
その他アピールなど
プログラミングが初めての子から、経験豊富な子までみんなで楽しめるDojoです。
メンターにとっても子どもたちからいろいろな刺激を受けて新しいことを調べたり勉強の動機付けになります。なにより子どもたちとの時間はとても楽しいです。
他の地域のCoderDojoや、他のコミュニティーと合同でイベントを開いたり、その道のエキスパートにDojoに来てもらって子どもたちにデモをしてもらったりなど、幅広く活動しています。
緊急事態宣言等の状況をみながらオンライン開催またはオンライン+会場のハイブリッド開催を継続中です。
活動内容
コンピュータエンターテインメントの開発者に対して、九州から最新の技術情報を提供し、カンファレンスを通じて開発者のコミュニティを広げることを目的として「CEDEC+KYUSHU」を毎年開催しております。2020年度、2021年度はコロナ禍という状況を鑑みて、オンライン開催を試み、昨年開催のCEDEC+KYUSHU 2020 ONLINE では九州・全国のゲームクリエーターや学生を中心3,000名を超える受講を頂き大盛況となりました。クリエーターをはじめ学生やゲームファンなど、たくさんの方より好評のお声をいただいています。
運営するうえで大切にしていること
福岡ゲーム産業に従事する方々の技術向上の場として、参加のしやすさという点は大切にしております。初開催した2015年から、リーズナブルな価格にて土日開催を続けており、関東で行われる「CEDEC」に参加できない地方のゲームクリエイターや学生もたくさん参加できる技術発信・意見交換の場として、九州・福岡はもとより、ゲーム業界でも定着したカンファレンスとなりました。
参加者が活動、スキルアップするために工夫していること
CEDEC+KYUSHUでは「九州企業講演」の枠を用意しており、九州企業からの登壇者を輩出し、全国に向けた情報発信と交流の機会を創出しております。
その他アピールなど
コロナ禍の中でも、2020年からは新たにオンライン開催を試み本年で7回目の連続開催となります。今後も福岡ゲーム業界を盛り上げるべく、開催を続けて参ります。
企業部門
No.1
福岡を中心とした学生プログラマー向けのハックツハッカソンを開催!!
株式会社ハックツ
事業内容: |
ハッカソンをはじめとするイベント事業,受託開発事業,自社開発事業 |
---|---|
従業員数: |
従業員数【福岡市】 非公開
従業員数【全体】 非公開 |
取り組み内容
エンジニアが働きやすい環境づくり
週に1度外部講師をお呼びして、勉強会やコードレビュー会を開催しています。
このタイミングで業務・プライベートどちらともの技術的不安を取り除いています。
また、月に1回社内開発合宿を行っており、業務以外の開発を積極的に行うことで技術の楽しさに触れる機会を継続して作ると共に、社内コミュニケーション機会を増やしています。
エンジニアのスキルアップなど、成長に繋がる取り組み
3ヶ月に1回必ず、福岡県でハッカソンを開催しています。
3年前まで福岡県では東京都に比べ、ハッカソンの開催数が圧倒的に少ない現状がありました。これでは学生プログラマーが勉強した内容を試す環境が不足し、成長に限界がありますし、社会人のみなさんが学生たちのことを認知する機会がありません。
そのため弊社は2018年12月に設立し、2019年3月から現在までハッカソン開催を続けております。(現在11回開催)
ハッカソンをたくさん開催することでアウトプットを継続化し、学生プログラマーのスキルアップに貢献しています。
また、イベント中に協賛企業様によるメンタリングをお願いしており、独学では知り得なかった実装方法・技術について知る機会を作っております。ハッカソンがきっかけでエンジニアインターンに参加する学生も増えてきております。
またイベント参加者を中心としたslackコミュニティを開設しており、
学生同士のコミュニケーションやインターン・就活情報の共有、卒業して行った先輩達への質問ができるチャンネル等があります。
エンジニアが交流できるイベントの定期開催など、交流促進に繋がる取り組み
ハッカソンにて交流の機会を設けているのはもちろん、ハッカソンを開催する月以外にも毎月1~2回の学生プログラマー向けのイベントとして、LT会・勉強会・ハンズオンイベント等を開催し、スキルアップ+横のつながりを作るということに注力しています。
このことがきっかけで、ハッカソンのチーム参加を別々の学校で結成したりといった動きもよく見られるようになりました。
またイベント参加者を中心としたslackコミュニティでは、学生同士、卒業して行った先輩達との交流ができるようにしています。
コミュニティイベント等への参加支援など、エンジニアコミュニティ支援の取り組み
プログラミング学習を行なっている部活・サークル・学生団体に対して支援を行なっており、現在では15団体と協力関係にあります。その団体のリーダー達を集めたハックツリーダー会議を定期的に開催し、学生と一緒にイベントコンテンツや支援についてを決定しています。
この取り組みを通しての展望やビジョン
生まれた場所に関係なく、機会・環境・情報をフラットにするために、目の前のできることを少しずつ実行していきます。
まずは福岡県のプログラミングを楽しんでいる学生達全員をより一層楽しくなる環境になるよう福岡県を創り変えます。
最終的にはプログラミングを楽しんでいるだけで企業から認知されるようになり、技術アルバイトやインターン・就活までもがスムーズに決定する環境を創ります。
その他アピールなど
役員4名全員がハッカソン参加経験者であり、代表は中学3年生の時からプログラミングを勉強してきました。
コンテストやハッカソンにたくさん参加してきた当事者の集まりで、つい先日まで学生だったからこそ、今の時代を生きる学生プログラマーがどんなことを求めていて、どんなことを知らなくて、どんなことが足りないかを一番理解しています。
そのおかげもあってか、学生達とは肩を並べて環境を作っていけるようになり、ハッカソンも5開催連続満員(40名)を達成することができました。
これからも学生達と一緒に、プログラマーが真に楽しめる環境創りを続けていきます。
No.2
Fukuoka Move Forward. お金を前へ。人生をもっと前へ。エンジニアをもっと前へ。
株式会社マネーフォワード
事業内容: |
インターネットサービス開発 |
---|---|
従業員数: |
従業員数【福岡市】 非公開
従業員数【全体】 非公開 |
取り組み内容
エンジニアが働きやすい環境づくり
PCは常にApple Store最上位オプション機種が利用でき、いつでもリプレイス可能。その他周辺機器に関しても、 開発生産性が上がるならなんでも購入OK。
フレックス・裁量労働制を導入しており、リモートワーク可能。近隣手当や家事代行補助など様々な手当も充実しています。
また、在籍メンバーには小さなお子さんを抱える男性パパが多く、男性育休取得率はなんと50%超え!(女性は100%)
家庭も仕事も大切にできる環境で働くことができます。
新しい働き方が注目されている中で、京都・福岡へ移住を検討するエンジニア・デザイナーの方向けに、UIターン費用サポートもしています。
エンジニアのスキルアップなど、成長に繋がる取り組み
等級評価制度(通称:グレード制度)を採用しています。社員一人一人がJOBスキルと組織貢献力の2つのグレードに分かれたグレードを持っており、半年に1回評価が行われます。
その他定期的なLGTM賞(テクノロジードリブンを最も体現した活動を表彰)など、エンジニアの意欲向上につながる評価制度も充実。
チャレンジシステムも導入しており、福岡以外に、京都、東京、ベトナムと開発拠点があるため、スキルアップのためにいろんな環境で刺激を受けたいという方は、このシステムを通じていろんな挑戦ができます。
Ruby、JavaScript、iOS、OIDCなどの技術顧問も多く在籍しておりいつでも相談可能です。
エンジニアが交流できるイベントの定期開催など、交流促進に繋がる取り組み
社内勉強会や輪読会が数多く開催され、さまざまな分野について学びを深めることができます。
福岡拠点では、日々の業務やプライベートで学んだ技術ネタをアウトプットする機会の場として、月に1度「テックトーク」といった勉強会を実施しております。
また、技術顧問による勉強会も定期的に開催されています。
デザイナーやPdM、もしくはPdMへ挑戦意欲のあるエンジニアなどが参加するUserFocusな取り組み共有会もあります。
月に1度LGTM賞を選出しています。LGTM賞は「テクノロジードリブン」だと感じる活動を社内エンジニアより選出し、エンジニア自身が理想とする「テクノロジードリブン」の解像度を上げ、文化として根付かせる足がかりにしたいという想いから始めました。
コミュニティイベント等への参加支援など、エンジニアコミュニティ支援の取り組み
「RubyKaigi Takeout 2021」ではプラチナスポンサーを務めました。
他にも「iOSDC Japan」、「DroidKaigi」、「Go Conference」など様々なカンファレンスのスポンサーを務めております。
また、国内外テックカンファレンスの参加費補助や希望制の社内勉強会の補助があります。
社内には「エンジニア組織の開発力を高める活動をする」技術広報という部署が存在します。
エンジニアブログやイベント登壇、MeetupやTechイベントの企画をしたり、日々エンジニアにとって有益な情報を収集・発信しています。
また、ミートアップスペースや会議室をコミュニティへ勉強会の会場として提供しています。
この取り組みを通しての展望やビジョン
マネーフォワードはグローバル企業となり、世界中のエンジニアが集まれる場所になりたいと考えています。
そのために日本のエンジニアが働きやすいだけでなく、英語によるコミュニケーションを取り入れることで外国籍のエンジニアにとっても働きやすい環境づくりをおこないます。
2024年度中を目処に、社内エンジニア組織における仕事上のコミュニケーション言語を英語にすることを決定しました。
その他アピールなど
人材育成の取り組みとして「Talent Forward」を掲げて、社員の可能性を最大限に引き出すことに注力しています。
新規事業も次々と立ち上がり、年齢・経験に関わらず、適正ややる気次第で大きな仕事を任せてもらえます。新卒3年目でカンパニーCTOや海外開発拠点立ち上げ、新卒2年目で新規プロダクトオーナー、国内開発拠点拠点の立ち上げを行ったメンバーもいます。
グローバル化もどんどん進んでおり、グローバル比率は現在全従業員のうちの1割強、今年の新卒エンジニアのうち6割以上を占めております。現在は、ベトナムのハノイに2拠点目を立ち上げ中です。
No.3
ゲームクリエイターが成長できる環境づくり
株式会社サイバーコネクトツー
事業内容: |
家庭用ゲームソフト企画・開発・販売 |
---|---|
従業員数: |
従業員数【福岡市】189人
従業員数【全体】265人 |
取り組み内容
エンジニアが働きやすい環境づくり
働きやすい環境づくりの一環として、子育てや介護が必要な社員に対して、両立しやすいように在宅勤務や就業時間調整を行える仕組み、制度を導入しております。また、会社の基本理念として「ゲーム制作はコミュニケーション」を掲げており、ボトムアップ方式を基本としたトライファクター構造を採用し「意見交換が行いやすい環境」を作っております。その他、「タイトルへの貢献度」に基づき評価を行い賞与支給をするインセンティブボーナス制度や「ゲームアイデアコンペ」など、スキルアップを促す制度も実施。
エンジニアのスキルアップなど、成長に繋がる取り組み
日々情報をアップデートする為に、社内研修をはじめ外部講師をお招きしての研修、講演、専門知識のための研修などを行っています。
さらに、ゲームデザイナー、プログラマー、アーティストといった職種を目指すうえで必要なスキルや勉強方法などをプロのクリエイターがレクチャーする「ゲームクリエイターセミナー」の実施や、ゲームクリエイター育成を目的とした書籍を販売するなど、人材の育成にも積極的に取り組んでおります。
エンジニアが交流できるイベントの定期開催など、交流促進に繋がる取り組み
福岡ゲーム会社11社で構成される「GFF」では正会員の一社として、毎年「福岡ゲームコンテストGFF AWARD」や「FUKUOKAゲームインターンシップ」などゲームクリエイター、ゲームクリエイターを目指す方が交流できるイベントの開催に毎年携わっています。また、他企業の方をお招きしての勉強会や他社クリエイターに対しての代表講話などを積極的に開催しております。
コミュニティイベント等への参加支援など、エンジニアコミュニティ支援の取り組み
学校講演や専門学校の制作展へクリエイターの参加や登壇を行っており、「CGWORLDクリエイティブカンファレンス」や「CEDEC+KYUSHU」などの技術カンファレンスでも毎年登壇しております。また、「CEDEC+KYUSHU」では実行委員会企業の一員として、運営面にも取り組んでおります。
この取り組みを通しての展望やビジョン
デジタル技術、また、エンターテインメントの最前線として日々進化するゲーム業界で、九州・福岡からも業界をにぎわすヒットコンテンツが多く生まれております。そのような中でも更に発展していけるよう、社内ゲームクリエイターのスキルアップはもちろんのこと、福岡のゲーム企業様やゲームクリエイターを目指す学生の方々との交流や意見交換を大切にし、福岡ゲーム業界を更に盛り上げていきたいと考えております。
その他アピールなど
社内共用部にはゲーム、DVDやブルーレイ、漫画などのライブラリを9000点以上を設置しており、社員が自由に借りて体験できる環境があります。さらに本年はネットフリックス年会費のおよそ半額を補助する新制度をスタートしました。ゲーム開発会社として、社内のゲームクリエイターがより良い作品を一つでも多く観て体験して自分の引き出しにできるよう、今後も環境を整備していく予定です。
No.4
福岡市でエンジニアの「やりたいこと」を「できる」に変える
さくらインターネット株式会社
事業内容: |
クラウドコンピューティングサービスの提供等 |
---|---|
従業員数: |
従業員数【福岡市】17人
従業員数【全体】543人 |
取り組み内容
エンジニアが働きやすい環境づくり
さくらインターネットでは、さぶりこ(Sakura Business and Life Co-Creation)と称し、勤務場所の自由な選択やパラレルキャリアの推進、社員個人の判断による業務時間短縮を可能とする制度を設けるなど、働き方の多様性を尊重し、エンジニアのクリエイティビティ向上に寄与するさまざまな取り組みを行っています。
https://www.sakura.ad.jp/corporate/corp/sabulico/
さくらインターネットでは2020年4月からリモートワークを前提とした働き方にシフトし、働く場所にとらわれず活躍できる環境づくりを推進しています。その上でオフィスを業務の場からコミュニケーションやイノベーションを生む場とするため、環境の整備や再構築なども行っています。
エンジニアのスキルアップなど、成長に繋がる取り組み
さくらインターネットの福岡オフィスでは、エンジニアコミュニティにイベントスペースを無償で提供しています。コミュニティのイベントや勉強会の開催はもちろん、社内打ち合わせなどにご利用いただくことも可能です。Zoomなどを用いた遠隔会議システムも導入し、より登壇者の幅を増やすことができるようになりました。
また社内では幅広い分野での勉強会が開催されており、社外でのコミュニティ活動に参加しやすい環境も整えられています。その他にも企業理念である「『やりたいこと』を『できる』にかえる」という視点から、さまざまなスキルアップの機会や施策を提供しています。
エンジニアが交流できるイベントの定期開催など、交流促進に繋がる取り組み
さくらインターネットの福岡オフィスでは、エンジニアコミュニティにイベントスペースを無償で提供し、さまざまな用途でご利用いただいております。さらにさくらインターネットのサービスや関連する技術ドメインに関する勉強会なども定期的に実施し、たくさんの方にご参加をいただいております。
コミュニティイベント等への参加支援など、エンジニアコミュニティ支援の取り組み
これまでもさまざまな形で福岡市のエンジニアコミュニティの活動を支援してきました。またコミュニティイベントなどへの協賛や後援活動も実施しています。
福岡ならではの視点ですと、今年度からは福岡市のワーケーション施策「福岡型ワーケーション」に協力し、福岡市でワーケーションを実施するエンジニア組織やコミュニティに対してスペースを提供し、エンジニアやDXを検討される方向けのセミナーも開催することとなりました。
参考:さくらインターネット、福岡市の「福岡型ワーケーション推進事業」に ワークスペースパートナーとして参画 | さくらインターネット
https://www.sakura.ad.jp/information/pressreleases/2021/07/16/1968207613/
この取り組みを通しての展望やビジョン
福岡市在住者だけでなく、福岡市を訪れる方に対しても、福岡市をエンジニアフレンドリーな都市としてより魅力的に感じていただけるよう、多様な活動を進めてまいります。
その他アピールなど
さくらインターネットは、1996年創業のインターネット企業です。個人から法人、文教・公共分野まで、さまざまなお客さまのニーズに合わせ、「さくらのレンタルサーバ」「さくらのVPS」「さくらのクラウド」などのクラウドコンピューティングサービスを自社運営の国内のデータセンターを生かし提供しています。「『やりたいこと』を『できる』に変える」の理念のもと、あらゆる分野に対応するDXソリューションを提案します。福岡オフィスには現在17名が所属しており、研究開発、運用、広報、スタートアップ支援などのさまざまなフィールドで活躍しています。
No.5
DXの現場経験を通じて育てる未来のエンジニアたち
アークエルテクノロジーズ株式会社
事業内容: |
脱炭素化プラットフォームの構築、再エネ100%電力の販売、DX推進コンサルティングサービス |
---|---|
従業員数: |
従業員数【福岡市】28人
従業員数【全体】32人 |
取り組み内容
エンジニアが働きやすい環境づくり
主に学業または独学でプログラミングやWebデザイン、データサイエンスなどを学んだ学生に対し、弊社のインターン・アルバイトとしてスキルを磨きながら実践的なDXの現場で働ける機会を、2020年12月よりトライアルとして、2021年5月より仕組みとして正式に提供しています。
DXの現場は弊社内に限らず、弊社がDX推進コンサルティングサービスを提供するクライアント企業先も含まれており、学生は弊社スタッフとチームを組んで必要なサポートを受けつつ、納期や品質を意識した緊張感のある開発を行なっています。
(参考プレスリリース)https://aakel.co.jp/福岡の企業のdx推進やデータ解析プロジェクトを学/
その他、社内エンジニアに対して下記のような働きやすい環境づくりを行っています。
・オフィスに効率的に開発を行える設備を整備。
(150cm幅のデスク、各デスクに大型モニター・リクライニング性の良い疲れにくいチェアを設置、全ての部屋にディスカッション用のホワイトボード設置)
・リモートワークによる開発も可能。
エンジニアのスキルアップなど、成長に繋がる取り組み
既に学んだ分野ではスキルの深化を図り、一方で新しい分野にもチャレンジする機会を提供しています。
学生が授業や独学で学んだことのある分野、例えばPythonを使ったデータ分析などについては、データの利活用を含むDX案件の現場で即戦力として活躍してもらいながら、実際の現場に出なければ得られないクライアントとのやりとりやチームでの開発経験を積むことで、当該分野のスキルを深化させることができます。
一方で、弊社スタッフが学生インターン・アルバイトを対象に無料で行うスキルアップ研修を受講することで、新しい分野へのチャレンジに備えることもできます。スキルアップ研修は火曜の夜を中心に開催しており、これまでに延べ50人以上の学生に受講してもらっています。
【その他の社内での取り組み】
・2019年より技術アドバイザーとして東京大学の辻真吾准教授に参画いただき、社内でのプログラミング勉強会や質疑応答を隔週オンラインで実施。
・2019年より有志によるクラウド(AWS)資格の社内勉強会を隔週で実施。
・PythonやAWS、基本情報技術者などの各種資格の取得に係る教材・受験費用を会社として支援、資格取得後の報奨金制度を整備
・外部研修、セミナーへの会社負担での参加
エンジニアが交流できるイベントの定期開催など、交流促進に繋がる取り組み
インターン・アルバイトの学生間および弊社エンジニア社員との交流を促進するため、弊社が開催するビーチクリーンなどのイベントへの参加を促しています。
未来のエンジニアたちには「何のために開発するのか」という目的意識を大事にして欲しいと思っていて、例えば弊社エンジニアの場合ですと「デジタルイノベーションで脱炭素化社会を実現する」というミッション実現のために日々の開発を行なっています。週末に不定期に開催している福岡市近郊でのビーチクリーンのイベントは単に地域貢献というだけでなく弊社スタッフが目的意識を確認しあう場でもあります。このようなイベントを創業以来週末中心に10回程開催しており、こういった取り組みに触れることでそれぞれの目的意識について考えてもらうきっかけになればと、エンジニアを目指すインターン・アルバイトの学生にも参加を呼びかけています。
コミュニティイベント等への参加支援など、エンジニアコミュニティ支援の取り組み
本取組にはエンジニアを目指す学生のためのコミュニティ形成という側面もあります。
弊社が2020年12月よりWantedlyで通年募集しているDX学生インターン・アルバイトの募集には、これまでに100件を超える問い合わせ・説明会への参加希望がありましたが、スキル面で不安がある場合や希望に沿うDX案件がなくすぐに働くことができない場合でも、弊社が運営する学生コミュニティに参加することで、最新のDX案件の募集や無料のスキルアップ研修の案内を受け取ることができるようになっています。前述のイベントのお知らせもこの学生コミュニティを通じて配信しています。
また社内のエンジニアに対しては、事前の申請により業務時間中であってもエンジニアコミュニティへの参加を認める制度を作り、コミュニティ参加を支援しています。
この取り組みを通しての展望やビジョン
創業時より、自社サービス開発の領域を中心に福岡の理系の大学・大学院の学生をインターンとして、積極的に採用を行ってきました。特に採用活動を行う中で、福岡には、学業などを通してプログラミングなど一定のスキルを保有する学生が多くいること、その一方で学生がそのスキルを活用する機会が想像以上に少ないという状況を知るようになりました。
弊社代表の宮脇が研究活動を行っていたスタンフォード大学では、大学での研究だけでなく、学生が企業の戦力として働くことが当たり前になっており、こうした環境・コミュニティづくりを通じて地域のエコシステムの進化に貢献したいと思っています。
その他アピールなど
本取組は、地域のデジタル人材成長・輩出のエコシステムを作りたいという当社の思いと、学生にDX経験の機会を提供し地域の活性化を進めたいと思われる企業さまの思いから企画がスタート・開始しました。2020年12月からのトライアルを通じ、思った以上に学生が実際の企業活動を知る場が少ないこと、一方で企業の中には多くの業務改善の余地があり、実施する人が不足している状況を実感しました。参画いただいている学生にも「就職前に実際のプロジェクトに関わることができ、非常に良かった」と好評を頂いています。本取組みによって、福岡の企業-学生双方のデジタル化が促進されることを目指しています。