企業概要
株式会社フラッグシステムは、福岡を拠点に「なくてはならない」を創り出すことをミッションに掲げるIT企業。福岡市薬院に本社を構え、自社サービスのイベント管理・受付システム「イーベ!(https://www.event-form.jp/)」を開発・提供しており、全国の自治体・企業・教育機関など多様な分野で導入されている。ISMS(ISO/IEC 27001:2022)認証取得。
〈 主な事業内容 〉
・イベント管理システム「イーベ!®」の開発、運営(SaaSモデル)
・WEBサイト制作およびWEBシステムの受託開発
取り組み内容
エンジニアが働きやすい環境づくり
(1)エンジニアが働きやすい環境を作りための取組の名前、概要、取組を始めた理由、背景など
〈 取組名 〉
エンジニアファーストの働き方改革
〈 概要 〉
フラッグシステムでは、エンジニアが最大限の力を発揮できるよう、多角的に働きやすい環境を整えています。フレックスタイムやリモート勤務、副業可など柔軟な働き方を推進し、年間休日125日、固定残業は月10時間(エンジニアの2025年6〜8月の平均残業時間:5時間17分)と健全なワークライフバランスを実現。さらに入社日から有給を付与し、安心して新たな一歩を踏み出せます。
執務環境では、ハイスペックPC貸与やAI活用推進、社内筋トレスペース完備などで創造性と生産性を支援。リモート手当や外国籍エンジニア向け社宅の提供など、多様な人材が快適に働ける仕組みを整えています。
福利厚生は、食事補助(月3,500円)や確定拠出年金に加え、性別を問わず育休を取得しやすい文化を醸成。代表の幡司も元エンジニアとして現場を経験し、8年前に男性でありながら育休を取得しました。その実体験から「誰もが育児に参加できる」風土を体現し、社内に根づかせています。
〈 背景 〉
私たちはミッション「もっと『なくてはならない』をつくる」を掲げ、その実現にはエンジニアの創造性と学習意欲を最大限に引き出す環境が不可欠だと考えています。創業当初から雑談を交えたコミュニケーションを重視し、基本は出社ベース(時々リモート)で勤務。社員が直接顔を合わせ、「それいいね!(共感)」「なんとかなる!(柔軟)」「かたちにしよう!(挑戦)」といったバリューを共有し、互いに刺激し合える文化を大切にしています。
また、「技術に集中できる環境」「学び続けられる環境」「多様な働き方を選べる環境」を整えることで、個人と企業の成長を両立。さらに信条である「“きける人”になろう」「人を許そう」に基づき、多様性を尊重し、ライフスタイルに合わせた柔軟な制度設計を行っています。
(2)上記の取組について、他社にはない独自性など、PRポイント
1.出社ベースでの価値創造
・雑談から生まれるアイデアや技術的発見の機会を最大化
・フルリモートが主流になりつつある業界の中で「出社の方が楽しい」と感じられる環境を実現
2.柔軟な働き方の追求
・時短勤務や週休3日での副業など、多様なライフスタイルに対応
・就業中の筋トレ休憩を可能にし、社内に筋トレスペースとグッズを完備
・外国籍エンジニア向け社宅を提供し、国際的な人材確保を推進
・男性社員を含む育休取得を支援し、性別を問わない育児参加を後押し
・副業を推奨し、多様な経験を重ねられる環境を整備
エンジニアのスキルアップ等、成長に関すること
(1)エンジニアのスキルアップ、成長支援のための取組の名前、概要、取組を始めた理由、背景など
〈 取組名 〉
エンジニアの継続的成長支援プログラム
〈 概要 〉
エンジニアの技術力向上と継続的な成長を後押しするため、多面的な学習支援制度を設けています。具体的には、
・業務関連書籍の購入を無制限に補助
・資格取得支援(受験費用は2回まで全額補助、お祝い金1〜5万円、資格手当5千〜1万円)
・「学び補助制度」(3ヶ月ごとに5,000円、業務に直接関係なく自由に利用可能)
といった仕組みを用意し、エンジニアが主体的に学び続けられる環境を整えています。
〈 背景 〉
私たちのミッション「もっと『なくてはならない』をつくる」を実現するためには、エンジニア一人ひとりが絶えず学び、スキルアップが欠かせません。代表自身がエンジニア出身であることから、現場で感じる課題や制約を深く理解し、挑戦しやすい仕組みを整えることに力を入れています。
また、信条である「好きなことを本気でがんばろう」「キライじゃないことも本気でがんばろう」を体現するため、業務に直結しない分野の学びも積極的に支援。エンジニアが幅広い知見を得て、創造性を高められるよう促進しています。
(2)上記の取組について、他社にはない独自性など、PRポイント
1. 学びを広げる支援制度
・業務関連の書籍購入を「無制限」で補助
・学び補助制度を活用し、サブスクリプションサービスや美術館、個人の書籍購入など、業務に直結しない分野の学びも後押し
2. 資格取得を全面的に支援
・受験費用補助・お祝い金・資格手当の3段階サポート
・取得後も継続的なインセンティブを用意し、学びの定着と挑戦を後押し
エンジニアの交流促進につながる取り組み
(1)社内、または社内外のエンジニアが交流できるイベントの開催や、交流を促進するような取組の名前、概要、取組を始めた理由、背景など
〈 取組名 〉
エンジニア交流促進プロジェクト
〈 概要 〉
エンジニア同士が気軽に交流し、技術や経験を共有できる場を多角的に用意しています。具体的には、
・月次で開催する社内ハッカソン「ハッピーハックDay」
・日常的に大喜利が飛び交うジョーク専用Slackチャンネル
・失敗体験を前向きに共有する「ハッピーミステイクチャンネル」
・社員主導の部活動(エクストリームさんぽ〈100kmウォーク〉部、マラソン部、Bot部、マッスル部、スプラ部など)
・コーヒー、ウォーターサーバー、オフィスグリコ、筋トレグッズを備えたフリースペース
といった、多彩な取り組みを通じ、自然に交流が生まれる環境を整えています。
〈 背景 〉
私たちのバリューである「それいいね!(共感)」に基づき、エンジニア同士が顔を合わせ、笑い合い、素直に称え合える環境を大切にしています。また、「なんとかなる!(柔軟)」の精神で、失敗を恐れず挑戦できる文化を育むことで、新しい価値を生み出しています。こうした取り組みを通じて、エンジニアが自然に交流し、互いに学び合える環境をつくることで、個人の成長とチーム全体の技術力向上を促進しています。
(2)上記の取組について、他社にはない独自性など、PRポイント
1.出社ベースで生まれる自然な交流
・雑談から技術的発見や新しいアイデアが生まれる機会を最大化
・フルリモート志向が強い業界において、あえて「出社が楽しい」と感じられる環境を実現
・エンジニア同士が顔を合わせることで、深い技術議論や知識共有が活発に
2.月次ハッカソンの開催
・月に1日、通常業務を離れ、エンジニアが自由に興味のある技術を研究。終業時にチームへ共有・発表。
・継続的な技術探求と知識共有を促進
3.失敗共有文化の醸成
・「ハッピーミステイクチャンネル」で失敗を気兼ねなくシェア
・失敗から学ぶ文化により、挑戦しやすい環境を構築
4.社員主導の部活動推進
・エクストリームさんぽ(100kmウォーク)部やマラソン部では社員同士で大会にエントリーし、全社で応援
・スプラ部では他社と企業対抗戦を実施し、社外との交流も促進
5.充実したフリースペース環境
・無料のコーヒー、ウォーターサーバー、オフィスグリコ
・筋トレグッズも完備し、リフレッシュしながら交流可能
エンジニアコミュニティ支援の取り組み
(1)コミュニティイベントへの参画や、スポンサー・メンターとしての協力など、協力・支援しているイベント等の名前、支援の内容、支援を始めたきっかけなど
〈 支援イベント 〉
・EDD2025(Engineer Driven Day)スポンサー&メンター参加
・PHPカンファレンス福岡2025スポンサー
・エンジニアカフェへのイーベ!(自社サービス)割引プラン提供
〈 支援を始めたきっかけ 〉
福岡のエンジニアコミュニティの発展と、エンジニア同士の技術交流を広げたいという想いから支援を始めました。私たちのバリュー「かたちにしよう!(挑戦)」の精神で、自社のエンジニアが外部コミュニティに参加することで、新しい技術や知見を学んで社内に還元することを期待しています。
スポンサー活動はまだ始めたばかりですが、今後はもっと積極的にイベント参加や発信に取り組んでいきます。
(2)上記の取組について、他社にはない独自性など、PRポイント
1.地域密着型の支援
・福岡のエンジニアコミュニティに特化して支援
・単発ではなく、継続的にコミュニティイベントを支援
2.社内外の技術交流促進
・自社エンジニアの外部コミュニティ参加を積極的に支援
これらの取組全体を通して、企業としての展望やビジョン、アピールなど
〈 今後の展望・ビジョン 〉
フラッグシステムは、エンジニアが「技術に集中し、学び続け、交流し、成長できる」理想的な環境を提供し続けることで、福岡のテクノロジー産業の発展に貢献していきます。
〈 具体的な展望 〉
1. エンジニアファースト文化の発展
・AI技術の進歩に対応した新しい働き方を導入
・エンジニアの多様性をより一層尊重した制度を拡充
2. 学習・成長支援の進化
・最新技術トレンドに合わせたプロダクト、個人スキルの成長
・エンジニアのキャリアパスに応じた成長支援
3. コミュニティとの連携強化
・福岡のエンジニアコミュニティとの更なる連携
・社内外のエンジニア同士の交流促進
〈 アピールポイント 〉
フラッグシステムの取り組みは、代表自身がエンジニア出身であることから生まれる「エンジニアファースト」の企業文化そのものです。私たちは、エンジニアが技術に打ち込めるだけでなく、他部署との交流や協働を通じて学びを広げられる環境づくりに力を注いでいます。
私たちのバリュー「それいいね!(共感)」「なんとかなる!(柔軟)」「かたちにしよう!(挑戦)」を体現することで、エンジニアをはじめ社員一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できる舞台をつくります。そして、個人の成長と企業の成長を重ね合わせ、福岡から新しい価値を次々と生み出すことを目指しています。